先行注文いただいた皆さまだけにお届けしている BambooRollマガジン Vol.02をお届けします!
いまちょうど発送のスケジュール調整の真っ只中ゆえ 初回の発送日時につきましてはもうしばらくお待ちくださいね。
今回も皆さんと一緒にエシカルについて考えられるような話題と 先行注文の方だけにバンブーロールの中身をご紹介します。 (Vol.02担当:松原佳代)
|
|
Sustainable Dialog パッケージングに見るエシカル思想
|
|
日常生活の中でゴミを捨てる分別の際に商品そのものよりもそれを覆っていたパッケージングのゴミの多さに愕然とすることがありませんか? スーパーで野菜を買った時。 (なぜ2個セットにしてプラ袋にいれる・・・!?) ECで小さな小物を買った時。 (段ボールが大きく、緩衝材がモノより多い・・・) パッケージをはずす行為の面倒さに加え、ゴミになることがとても気になっていました。
私がポートランドに移住してこの点はちょっとだけ変わりました。なぜならスーパーの野菜は剥き出しで売っているからカゴに直接入れます。肉や魚は(塊だけど)測り売りだからトレーがなくなりました。そしてECで買ったものは、買った物と買った物が緩衝材として使われてガサッと梱包されて届くことが常です。
丁寧さとかどんな場合にも傷つかないようにとか、最上級を求めたら、人がどんどんどんどんと着飾っていくように、纏うものは増えていくのでしょう。本当に必要なもの、大事なものだけにしたら、それを雑とか失礼だとか感じる人もいるかもしれない。トマトが潰れるかもしれないし魚の汁が漏れて袋が汚れることもあるかもしれない(これ、実際に先週ありましたw)。さて、どっちを選びましょう?
お客様と一緒にこの選択をするスーパーやショップが増えてきたように思います。たとえば、パタゴニア 。だいぶ前からショッパーを極力渡さない活動を続けてきました。鎌倉のパタゴニアで買い物をすると、スタッフが丁寧にその思想を伝えながらショッパーを使わないことを促します。最近は完全にショッパーを廃止し、どうしても必要なお客様のために、要らなくなったマイバックの回収を始めたそうです。https://www.patagonia.jp/jp-carry-your-favorite-bag.html
たとえばポートランドのスーパーマーケットNewSeasons Marketでは、ソープやサニタイザーも空の容器を持っていって補充して買うことができます。 https://www.newseasonsmarket.com/sustainability/
昔はお豆腐も容器を持って買いに行っただろうし、濡れてもいいバッグに新聞紙などで包んだお魚を入れて持ち帰ったはず。今一度、身の回りのパッケージングについてちょっと考えてみてはいかがでしょうか?
バンブーロールは、お客様と一緒に本当に必要なもの、大事なことだけを選ぶ選択をしたい。そう思っています。今回は、このまま続けて、バンブーロールのパッケージングの紹介をします!
|
|
BambooRoll News SHARE HAPPINESSのための仕掛け
|
|
バンブーロールは、プラスチックの袋ではなくリサイクル段ボールをパッケージに使っています。テープ止めも粘着性の高いガムテープはリサイクル処理に負荷がかかるため、ウォーターアクティベートというリサイクルしやすいテープで上下を簡易に止めてお届けします。
そして、中に商品を説明するための冊子類は入れず、必要なことは段ボールに書きました。個装も極力しない、という選択をしました(個装についてはひとつ仕掛けを用意したのでこの後に・・・!)。
段ボールにそのまま入れるという選択は、リスクもあります。保管輸送は信頼する管理・運送のプロの方たちに任せていますが、天候や何かの衝撃で多少凹んだりすることがあるかもしれませんから。でも、トイレットペーパーなんです。使った後すぐにトイレに流してしまうものなんです。だから、資源をたくさん使うより、こちらの方がいいと選びました。
ただ万が一、水濡れがあった場合にはお知らせくださいね。すぐに対応いたします!
SHARE HAPPINESSという仕掛け
後述する、といった個装について。実は1箱に2個だけ個装したものを入れています。それは、ひとつに余ってしまった時の保管用に。日本は災害が少なくない国です。トイレットペーパーは備蓄としていくつか家に持っておく方がいいと考えています。バンブーロールは段ボールから取り出しながら使ってもらいたいと考えていますが、最後に残ったものは取り出しますよね。それを剥き出しで長期間保管しておくのは衛生的にどうなのだろう?と考えました(デリケートな部分に触れるものですから)。ゆえに、次の定期便が届いて余っていた時のために個装してみました。
もうひとつの理由は、まだまだ竹のことも、トイレットペーパーのことも、パッケージングのことも私たちは多くの人に伝えきれていません。なので、この取り組みがいいなと思ってくださった時に、知人の方、友人の方にシェアしやすいように個装してみました。SHARE HAPPINESSと称したのは、この個装にはひとりひとつ作られた専用コードを書く欄を作っています。
渡した友人知人の方がもし定期便を申し込んでくださったら、お友達は割引になり、紹介してくださった方には一部キャッシュバックという形でお返ししていく仕掛けにしました。
「つくる責任、使う責任」というSDGsの目標がありますが、片方だけでは片手落ちです。両者は隣り合わせの存在だから、互いに手をとって進みたい、そう考えます。だから、お客様と一緒に本当に必要なもの、大切なものを選んでいくために、もしもっとこういうパッケージングがいいのでは?というアイデアがあればぜひ hi@bambooroll.jp までお知らせください!
|
|
Editor's Letter ポートランドからのエシカル便り(不定期)
|
|
先日街で可愛いゴミ箱を見つけました。近所のフードカート(ご飯を売っているカートが集合したエリア)にて。
このエリア自体が廃材をエクステリア、インテリアにたくさん使用しています。たとえばエリアを囲む外壁が石と、工事の廃材でできていたり。
このロボットは、ポートランドのゴミの分別の仕方に合わせて、作られたもの。思わず可愛いーと息子たちとこの前に釘付けなったのでした。ロボット自体がもともと何だったんだろうねぇなどと、子どもと一緒にゴミやリサイクルの話をしながら分別をするに持ってこいの場所でした。
リサイクルを学べる面白いゴミ箱選手権というのを、いつかどこかでやってみたいものです。
***
以上、BambooRollマガジン Vol.02でした。これからも不定期ではありますが、お付き合いください!こんな話が聞きたい、感想、質問などお気軽にどうぞ!
|
|
|
|